絆 (11.6.30)
先日、被災地へうどんの炊き出しに行った際に人と人の絆を感じたという話を聞いた。「絆」という言葉が震災後いろんなところでよく使われている。
最近は、人とのつながりが希薄になり、コミュニティが崩壊しているということをよく耳にしていたが、震災をきっかけに絆ができたという声を聞くようになった。そもそも「絆」というものは、作ろうとして作られるものではなく、お互いのことに関心を持ち、相手を思いやる、相手に感謝するといった心をもって人と接することによって、その人とのつながりが絆になっていくのではないだろうかと考えさせられた。
親子、夫婦、友人、ご近所、職場等あらゆるところでいろんな人とつながっていることを大切にし、さらに「絆」を深めていく努力をする必要性を感じました。(長門 恵子)
イノセンス (11.6.29)
先日娘の小学校で、地区対抗のフットベース大会がありました。フットベースとは、ボールを蹴って行う、三角ベースのような競技です。
その中で私は、1年~3年生のチームの監督を仰せつかり、参加しました。
本来ならば、6月に入っての土曜と日曜を使って練習を重ね、本番に挑む予定でしたが、今月に入って週末はあいにくの雨...雨...雨...。結局、1回しか練習ができませんでした。
1回の練習だけでは、ルールの理解が心配でしたが、1年生も初参加の子も一生懸命にプレーして、いい試合ができました。
この年代の子供達は、本当に純粋で真っ直ぐです。プレーが上手にできた喜びや負けたくやしさがストレートにこちらに伝わってきます。
最初はできなくても、少しずつ少しずつできるようになってくる、活き活きしてくる姿に、とても元気をもらいました。
来年も監督、引き受けようかな。
(堀川 伴和)
麺類 (11.6.28)
自分は、よく麺類を食べる。お昼は、うどんかラーメンをほぼ毎日食べている。
美味しいと聞けば、自分で確かめに行きたくなってしまう。この前は、深夜に牟礼までラーメンを食べに行ってしまった。
どうして、自分はこうも麺類が好きなのか?とよく考えてみたら、小学校に遡ることとなる。昔は、土曜日の昼まで授業があり、土曜日の昼だけが給食という呪縛から解放される瞬間だった。そこで、毎週のように母親がうどんかラーメンを作って出してくれた。うどんと言っても温めてしょうゆをかけるだけだったし、ラーメンはインスタントラーメンだったが、あまり給食が好きでなかった自分にとって、母親にとっては手抜き料理であっても、何とも言い難いほどに御馳走だったことは間違いない。
麺類が好きになったことは別として、いつも料理を作ってくれた母親に感謝しないといけないなと改めて思いました。(岩田 健生)
オフィスの節電対策 (11.6.27)
梅雨とはいえ、暑い日々が続いています。今年の夏は震災の影響で、かつてないほど節電についての情報があふれています。当社でも、夏場の電気使用量を少しでも減らそうとあれこれ考えています。昨年までは、オフィスの南面にゴーヤやきゅうりを植えてグリーンカーテンを作っていましたが、昨年引越ししたため、今年は他の方法を考えるしかありませんでした。
そこで、「エコ委員会」で検討を重ねた結果、まずはパソコンの画面設定で消費電力を減らそうということになり、マイクロソフト社のホームページ上の節電方法等を全職員に周知しました。次に、西陽のあたる窓の外側に遮光ネットを張ろうという事になりました。これは、「朝イチ」というNHKの番組で放送されたらしく、実験では窓の温度が7度下がったとのことでした。しかも費用もそれほどかからないので、今週末に購入し、来週には設置予定です。
今年は早々と梅雨明けしそうです。梅雨明け後は本格的な夏がやってきます。これからも、節電情報を収集して、暑さ対策に少しでも役に立つことを実行していきたいと思っています。(濱田)
「婚活?」 (11.6.24)
少し前から我が家のベランダに不穏な動きがあった。枯れ草が落ちていたり、ウッドチップがはじかれていたりした。何だろう・・・?
ある日、原因を突き止めた。スズメである。あろうことか、ベランダの隅のエアコンの室外機の上の使用していないプランターの中に、巣を作っていたのだ。だが、これが中々スズメにしては立派な巣なのだ。よく頑張って作ったものだと感心した。枯れ草を上手に丸く巣の形にし、真中にくぼみを作り、つばの短い麦わら帽子を逆さにしたような形である。立派なマイホームの完成である。
そういえば、いわゆる'チュンチュン'というスズメのさえずりではない鳴き声が頻繁に聞えるようになった。求愛モードなのだろうか?
しばらくの間様子を窺っているのだが、進展はなさそうだ。立派なマイホームがあっても、なかなかお嫁さんが見つからないようだ。
婚活が厳しいのは、人間の世界だけではないらしい。
(酒井 洋美)
東日本にボランティアに行きます (11.6.23)
今週の日曜日(6月26日)から東日本のボランティアに出向く予定になりました。
宮城県の気仙沼を予定しています。
現地の畠山さんという方の「民家の軒先」を借りて宿泊予定です。
持参物は、当然に作業服やマスク等が指示されましたが、やはり、「食事」も時前ということでした。
思うのですが、5月にボランティアで行くつもりで「ボランティアセンター」などに問い合わせをしたところ「手一杯」ということで「来なくても良いです」というスタンスで回答がありました。
被災者の方と話をしていると「役所仕事」の窓口が多くて、実際の現地の希望からはかけ離れた対応をしているところも多い。水を購入する100円玉が無い。義援金があるのに手元に来ない」など、西日本で生活している者には考えられない事態が依然として続いているようです。
一人の人間として、やれることをやってきます。(林哲也)
バドミントン (11.6.22)
5年ほど前にバドミントンをはじめました。ここ1年ほどはラケットもしまいこみ、ご無沙汰ですが・・・。
当時、ラケットの握り方から教えてくれた指導者の方が(最近ではすっかり遊び仲間です)、小学生のバドミントン大会を開催するということで、先週の土・日に運営のお手伝いに行ってきました。
4年生以下、5年生、6年生の各男女に分かれて、リーグ戦の後トーナメントを行いましたが、中にはラケットが身長の半分以上あるのでは?と思うようなまだ小さな子たちも参加しており、ほほえましく観戦しました。
しかしながら、決勝ともなると大人顔負けの白熱した試合が行われます。
4年生の女子の決勝戦は、ちょうど本部席前のコートで行われていたため、あまりの白熱ぶりに目を奪われどきどきしながら観戦していたのですが、ファイナルまでもつれ込み、さらに1点を奪い合うシーソーゲームが繰り広げられました。
ゲームセットを迎え双方がコートを後にした瞬間、大きな泣き声が・・・。
やっぱり悔しいよね・・・と声がするほうへ目をやると負けた選手はもちろん、勝ったはずの選手までもが声をあげて泣いていました。試合中の緊張感はいかばかりだったのだろう・・・と考えるとこちらまでホロリとしてしまいました。
残念ながら小さいころから運動が苦手だった私は、ラケットとさほど身長が変わらないこどもにも及ばないほど下手なため、すっかりバドミントンをお休みしていますが、少し触発されてしまい、久しぶりにラケットを握ってみようかなぁ・・・と思ってみたりしています。
(和泉 有香)
高級タオル (11.6.21)
6月第3日曜日は父の日なので、先日よりプレゼントを準備していました。
記憶力に自信のない私なんで、普段の生活でよく目にする場所にプレゼントをおいておき、父の日当日に備えました。
そのかいもあってか、忘れずに渡すことができたのですが、父の反応は私の予想とは少しちがっていました。
プレゼントの入った袋を渡すと「ありがとうな。タオルか?!」と予想せぬ問いが・・・・。
私が「タオルじゃあないよ。」と答え、プレゼントの正体に気がつくと喜びながらも「高級タオルかと思ったのに」との返事が。。。
本当は高級タオルが欲しかったのだろうか・・・・^_^;
(日詰)
父の日 (11.6.20)
きのうの午後、妻との外出から戻って来た息子が、「ほんまは与えたらいかんのやけどなぁ。」「いつもありがとう。」と言いながら白いビニール袋をわたしに差し出してきました。「???...。」と思いつつ中を覗くとウィスキーがそこに...。「おっ!!」とそこではじめて気付いたわたし。「父の日か。ありがとう。」
いちおう3人(妻&子ども2人)からということでした。素直にうれしかった。「いつもありがとう。」の言葉が。袋の中身なんか何でもいいんです。わたしに対するやさしい思いが、胸の奥深くまで伝わって来ました。
「人の心はお金で買える。」と豪語し、かつて時代の寵児ともてはやされたあの人が、今日、収監されました。彼の人生と自分の人生を比較して、どうこう語るつもりはさらさらありませんが、わたしは幸せだなあと思います。いくらお金を積んでも買えない大切なものを見せてくれる人がいるから。
「心で見なくちゃものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」
(サン=テグジュペリ作 「星の王子さま」より)
家族の皆様へ。
高倉健ばりに不器用ですから口には出しませんが、こちらこそいつもありがとう。
父にはちゃんと見えてますよ。見えてるつもりです。「かんじんなこと」が...。見えてませんかねぇ...?
(松本 秀紀)
ほたる (11.6.17)
今年も蛍の季節がやってきました。この季節になると、蛍が舞ってるあの風景が見たいな~っと、気になってしょうがなくなります。
夕方・・・まだ明るいので、もう少し我慢です。 ゆるりとご飯を食べて、やっと20時。蛍はまだ葉っぱの裏に隠れてる時間なのでもう少し、じぃーっと我慢です。
20時半、解禁です。木陰にチラチラと光る蛍を見ながら、ゆっくりとお散歩開始です。蛍が一匹、木陰から川の上をふわふわ飛んで、近くまでやってきました。すると、一斉に蛍がふわぁ~と川の上を舞い始めました。
自然の光は、やっぱり優しくて、とっても心地が良いです。やっぱり来年も会いに行きたいです。
(泉川 治子)