絆 (11.6.30)
先日、被災地へうどんの炊き出しに行った際に人と人の絆を感じたという話を聞いた。「絆」という言葉が震災後いろんなところでよく使われている。
最近は、人とのつながりが希薄になり、コミュニティが崩壊しているということをよく耳にしていたが、震災をきっかけに絆ができたという声を聞くようになった。そもそも「絆」というものは、作ろうとして作られるものではなく、お互いのことに関心を持ち、相手を思いやる、相手に感謝するといった心をもって人と接することによって、その人とのつながりが絆になっていくのではないだろうかと考えさせられた。
親子、夫婦、友人、ご近所、職場等あらゆるところでいろんな人とつながっていることを大切にし、さらに「絆」を深めていく努力をする必要性を感じました。(長門 恵子)