「夫婦茶碗」 (13.9.30)
新米の季節となった。
先日ごはんをよそいながら、ふと茶碗のことを考えた。
今使っているのは、有田焼の夫婦茶碗であるが、これは結婚するときに亡くなった父が買ってくれたもののひとつである。どういったいきさつかは覚えていないが、父と二人でわざわざ夫婦茶碗を買いに行ったことだけはよく覚えている。「好きなものを買いなさい」と私が選んでいる横で口出しもせずに待っていてくれた。今考えると父はどんな気持ちで買ってくれたのだろうか。複雑な気持ちだったかもしれない。
しかし、もう20数年お世話になり年代物のお茶碗になってしまった「夫婦茶碗」をきっと喜んでくれていると思う。出来ることなら、父が作ったおいしいお米を、このお茶碗でもう一度食べてみたいとおもうこの季節である。
(酒井洋美)
オリンピックを見るまで生き続けたい] (13.9.27)
先日、高齢者と話していて面白かったのですが、その方の目標は「オリンピックを見るまで生き続けたい」ということでした。真顔で生きる目標として語っていました。
経営も人間も同じことで、その行為の意味づけができていると、一見して同じ苦労であっても感じ方が全く違うということです。
「山を登って山の風を感じて爽快感を感じたい」と夢と目的を持った登山は、多少苦しくとも、頂上での自分の姿を想像しながらであり、苦しいことも楽しみとなります。
生きていくことの苦しさや課題も沢山ありますが、その目標の目的や意味が鮮明であれば苦労ではない。
「オリンピックを見るまで生き続けたい」
1964年の東京オリンピックから2020年までの56年の歳月は、高度成長からバブル、そしてバブル崩壊後の長いトンネル、阪神淡路大震災、東日本大震災と日本の戦後史の中での重要な期間です。
80歳の方ですと49年前の31歳の時にオリンピックがあったことになります。
おそらく7年後のオリンピックに生きるということは、31歳の自分の姿と合わせてイメージされているのだろうかと推察しました。
ちなみに、リニアモーターカーの開通予定は、14年後の2027年ということですから、今年から見ると、7年ごとの節目の繰り返しとなるのです。
自分自身では、この7年の2回を重要な人生の節目にしたいと思っています。(林哲也)
秋 いろいろ。。 (13.9.26)
先日 友人らと栗狩りに出かけました。
秋晴れの気持ち良い空の下 たくさんの栗を拾い 秋の訪れを楽しみました。
さっそく皮をむき 栗ごはん。残りを冷凍したので しばらく秋の味覚を楽しめそうです。
これまた別の日には ポスタル画に初めて挑戦しました。
絵心の無い私に 描けるのか?と 若干無防な挑戦でしたが
教えて頂きながらも それらしく見えるように描くことが出来て満足感を味わえました。
食欲の秋が先行しがちな私ですが
過ごしやすくなったので いろいろな秋を楽しみたいと思います。
(香川)
変わりゆくふるさとの田園風景。~なくなる田畑、増える新築住宅をみて~ (13.9.25)
かつて私が通った小学校のあたりは、当時は田んぼが広がっていた。毎年2月のマラソン大会は、その田んぼの中のまだ舗装もされていないような道を走っていた。私は運動は好きだったが持久力がないためマラソンが苦手だったので、やはりマラソンが苦手な兄と夕方練習に行ったことを思い出す。
それが近年では宅地化が進み、大型商業施設までできてしまった。ふるさとの風景がどんどん様変りしていうのはなんともさみしいものだと、帰省をするたびに思う。
しかしふと考えた。少子化が進み、人口は減少していくはずだ。単純に考えれば住居としての家は余っていくはずだが、田畑がなくなり新築の住宅やマンションがどんどん建ち続けている。要するに古いものは放置され、田畑を削って新しいものができているのだ。
昔と違い、今は核家族化が進み、さらに子が成長したら親はそのまま田舎に残るが、子どもはどんどん都市部へ出ていく。そして親が亡くなり、子はふるさとの不動産を相続しても帰ってくることは稀で、家屋は使用されないままとなり、空き家となってしまうことも多いようだ。
空き家も手入れ・管理がされていればいいが、廃墟となっていると防犯の面からも危険を感じる。農地がどんどん減ることにより、食料自給率の減少も心配だ。
農業を衰退させず、空き家も極力減らすためには、農業従事者を増やして農地を守り、今ある宅地・建物の有効利用が進められなければいけない。新しいものをひたすら建てるだけではなく、既存の物に手を加えて再利用できる方法も検討すべきだと思う。
同時に、子供からお年寄りまで、住民が地域で安心して暮らせる総合的な街づくりも必要だろう。今後も増えるであろう買い手も借り手もつかないような不動産を、自治体としても街づくりの観点から有効活用の方法を探っていくことも求められる。
また、将来相続となっても誰も住むことができず、管理も難しいのなら、所有者は自分の死後の処分方法を生前から検討しておくことも大事だ。
ふるさとの変わりゆく風景を眺めそんなことを思った秋の夜長であった。
(鈴木)
秋の訪れ (13.9.24)
9月の連休も終わり、あっという間に空も秋めいてきました。9月は連休が二週連続でありゆっくり休むことが出来ました。
昼間は暑い日が続いていますが、朝、夕方は少し肌寒くなってきた気がします。過ごしやすい季節が到来しうれしく思います。
(北川)
中秋の名月 (13.9.20)
昨日は中秋の名月でした。天気も良かったのでまんまるの素晴らしい月が見えました。気候も良くなってきたので散歩をするのも気持ちがいいです。月の光もとても強く感じました。
中秋の名月と言っても今年みたいに満月とは限らないそうで、次に満月になるのは8年後だそうです。綺麗な月を見ることが出来て良かったです。
(小島)
本屋さんの営業時間 (13.9.19)
家からそう遠くないところに、新しくチェーン店のレンタルショップができました。
こちらのレンタルチェーン、本の取り扱いもあるので深夜営業の本屋さんが近くにできる!四国初となるブックカフェも併設されるらしいし・・・。と楽しみにしていました。
オープン後確認したところ、営業時間は25時まで。他の店舗は27時までのところもあるので少し残念なのですが、それでも近隣のチェーン店の中では取り扱い冊数もかなり多くレンタルショップの本コーナーではなく、しっかり本屋さんとして利用できるのでとても便利になりました。
でも、24時間営業の本屋さんがあったらいいのにな・・・と思うのは私だけでしょうか。需要はありそうだと思うのですが。
(和泉)
敬老の日 (13.9.18)
先週末、敬老の日が近いこともあり祖母に会いに祖母宅へ行きました。久しぶりに会いに行った
ので「誰がきたのかと思たわ!!」と言われましたが、喜んでくれている様子でした。
祖母にと用意していった花を渡すと「花は好きだからうれしいわ~」といってとても喜んでくれました(^^)v
しばらく祖母とおしゃべりした後、帰ろうとすると「肉じゃがいっばい作ったけん、持ってかえりまい」といってタッパに肉じゃがを詰めて渡してくれました。
祖母がお土産にくれた肉じゃがを持っての帰り道、いつまでも元気で長生きして欲しいなあと思いました。
(日詰)
風立ちぬ、いざ生きめやも (13.9.17)
つい先日、素敵な出来事がありました。とても天気のいい日でした。その時、私は仕事先から戻ってきて、会社から少し離れた駐車場に車を置き、まだまだ残る暑さを疎ましく思いながら、うつむき加減で会社へ向かってトボトボと歩を進めていました。会社の少し向こうから、2、3年生くらいでしょうか、学校帰りの小学生の女の子が一人、こちらへ歩いて来るのが、早くから私には見えていました。
そして、ちょうど会社の前あたりでそれは起きました。「こんにちは」。すれ違いざまに、ピンクのランドセルの似合うその女の子があいさつしてくれたんです。まったく思いがけないことで、一瞬たじろいだ後、慌てて私も「こんにちは」と返しました。
近頃は、世も世知辛くなり、よその子どもにちょっと声をかけただけで、「声かけ事案発生」などと不審者扱いされてしまう恐れがあります。だから私も長いことよその子にあいさつした記憶がありません。それだけに、その女の子がくれた「こんにちは」はとても新鮮でした。にっこり笑ってあいさつを返せなかったことを後悔しています。きっと「無愛想なおっさんやなあ・・・」と思われたでしょう。
時期的にも、時間的にも、まだ照り返しのきついアスファルトの路上での出来事でしたが、その女の子は、おっさんをとても清々しい穏やかな気分にしてくれました。風立ちぬ。少し前に観た映画のラストシーンの風吹く草原に立っているような、そんな気持ちにさせてくれました。まだまだ世の中捨てたもんじゃないですね。
「この世は生きるに値する」。先日引退を表明した映画監督の宮崎駿さんは、子どもたちにそう伝えるために、アニメ作りに取り組んできたそうです。私は女の子にそれを気づかされました。何気ない日常の、その一瞬の出来事は、私にとってそれほど素敵なものでした。次にその子に会ったら、こちらからにっこり笑ってあいさつしてあげたいです。未来ある子どもたちが、「この世は生きるに値する」と思えるように・・・。そう、笑顔の倍返しだっ!!
(松本 秀紀)
かがわプラザ (13.9.13)
先日、岡山から友人家族が遊びに来てくれたので、まんのう公園に行こう!と張りきっていたのですが、その日はあいにくの大雨。嵐になってしまいました。
そこで、高松駅まで来たついでに、普段はあまり行かないサンポートの屋内施設に行ってみることにしました。シンボルタワーの3階の窓ガラスに、「まつぼっくりでできたトトロ」が見えたので行ってみることにしました。そこは、「かがわプラザ」でした。
「うどんのどんぶり」を持って登録をし、5問の三択クイズに答えて全問正解すると達人認定証が貰える、という子供心をくすぐるものでした。早速、うどん初級コースにチャレンジしてみることに。クイズが出題されるスペースの入り口はモダンで、そこを抜けると、あら、びっくり。昭和レトロな雰囲気の建物が並んでいました。それぞれの建物の中で三択クイズをしながら雰囲気も楽しめることができました。1回目は、全問正解はできず認定証が貰えませんでしたが、子供はそれでは納得せず、2回、3回、4回。。。認定証が貰えるまで、何度もがんばっていました。
香川に住んでいて、こんな楽しめる施設があることを全く知りませんでした。
それだけじゃないうどん県。県外アピールをするには、香川県民が観光地を知らないといけないな。。。と反省し、次のお出かけプランを考え中です。
(泉川)