文月 (10.7.1)
今日から7月です。今年も半分終わりました。あっという間でした。これからの半年はもっとあっという間に過ぎ去るかと思います。
日本では旧暦7月を「文月」とよんでいて、新暦の7月も同様の呼び名が残っています。「文月」と呼ばれるようになったのは、定説では7月7日の七夕の日に、短冊に歌や字を書き書道の上達を願ったり、詩歌を献じたりしたことに因んでるようですが、七夕は奈良時代に中国から伝わったもので日本古来のものではないらしく、他にも異説があるようです。
現代ではパソコンや携帯電話のメールが発達し、漢字表記の「文」は同じでもまったく異質な感じがします。「文月」に因んで今月は電子メールの「文」だけではなく、手書きの「文」も書いてみたくなりました。
(藤本 恭子)