雛まつり。 (23.3.3)
3月3日はひな祭り。毎年、出していた雛人形は今年はタンスの中です。実家の父母が27年前に娘のために買ってくれて、途中で何回かサボりましたがほぼ毎年お目見えしてきました。おかげさまで嫁に行き遅れることなく、無事結婚出来ました。
だけど、よく考えると「嫁に行き遅れる」なんて言葉はもう死語ですね。今は「女の子だからお嫁に行って当然」は古い考え方です。同じく、「男の子は男らしく」も。けれど、雛人形や鯉のぼり、五月人形といった文化はなくなって欲しくないです。
少子化対策で、何とかして結婚し子供を産ませようと政府は様々な対策を講じてきています。それは素晴らしいことだし、財源確保の手段さえ納得出来れば賛成です。かといって結婚しない、また子供を持たないという考え方の人が責められるような世の中になりませんように。多様な生き方をサポート出来る世の中であって欲しいですね。
(是松 郁子)