連合の調査結果 (17.7.19)
7月20日に連合が発表した「有期契約労働者に関する調査報告」によると、正社員と非正規(有期契約)労働者の間には、未だに待遇や福利厚生の面で不合理な差があるケースが見られることが明らかになりました。
また、無期労働契約への転換についても、「待遇が正社員と同等になるわけではないから意味が無い」、「契約更新して働き続ける可能性が狭まる」といった悲観的な考え方を持っている非正規労働者が多いこともわかりました。
政府が「同一労働同一賃金」の音頭をとっている一方、そのような変化をしっくりこないと感じている現場も多いことが伺えますが、経済格差の是正、ひいては経済の活性化のためには非正規労働者の待遇向上は避けて通れない課題です。
導入のきっかけとして使ってもらえる助成金制度も設けられていますし、その活用について、私どもからもアドバイス、ご協力をさせていただきます。(田村)