「桜」 (11.3.17)
3月初旬、確定申告の個人の顧客のところを訪問した時のこと。
「庭の桜が咲きそうだから、少し枝をとったのでどうぞ」と桜の枝をいただいた。少し桜の花が咲き始めた枝を事務所に持ち帰り、せっかくなので少し早い春のおすそ分けを入口のところに飾らせてもらった。2~3日経つと満開に近いくらい咲き揃い、事務所に来初いただいた顧問先とも入口のところで桜談議に花を咲かせることが何回もあった。
やはり「桜」というのは春を象徴するものであり、桜の花を見るとようやく寒い冬に終止符が打てるという気持ちになる。今年の冬は特に寒かったので、春が待ち遠しくて仕方なかった。桜の花が春の訪れを告げてくれることであと少しの寒さも我慢できそうである。
大震災の地にも、今年は少しでも、1日でも、早く春が早く訪れるよう、切に願うばかりである。
(酒井洋美)