掘り出し物 (10.11.12)
先日主人が自慢げにあるものを買ってきました。最近雨が降った後に庭の土の部分が雨粒で筋のように溝が掘られ、土が流れ出ていることを気にしていたようで、何かいい方法はないかと考えて、ベンチの購入を思い立ったようです。これだと芝生を植える手間が省け、外でタバコを吸う場所もできると考えたようです。
塩江中学校の近くの材木店で、廃材を利用した木製品の販売をしていることを聞きつけ知り合いの人と一緒に行ったそうです。廃材ということで、虫食いの木もあるらしく余り期待はしてなかったそうですが、いってみるとベンチ等が破格の値段で所狭しと並べられているそうです。どれにしようかと悩んでいると、職人の社長がひとつのベンチの生い立ちを話し出しました。このベンチの木は、ある神社の神木のイチョウの木で枝が腐って折れてしまったものを神主が御祓いしてくれ引き取ってきて、ベンチに生まれ変わったそうです。その話を聞いて2つあったベンチを二つとも購入しようと思っていたのですが、一緒に来ていた友人が即決でひとつ買ってしまいました。
その後いろいろ話を聞いているとガーデニングや日曜大工等に興味のある主婦等がしょっちゅう来ては、いろんな廃材を買って、その場で作品作りに励んでいるそうです。
ちなみに購入したベンチを公開します。お値段は、なんと500円です。興味のある方は、一度材木屋さんを覗いてみてはいかがでしょう。(長門 恵子)