日本酒なら2合まで (23.11.21)
厚生労働省の検討会が飲酒に関するガイドラインをとりまとめ、意見公募を経て来年3月までには正式決定されるとのことである。
「健康日本21(第3次)」によると、1日当たりの純アルコール量は男性が40g以上、女性が20g以上で生活習慣病リスクが高まるそうである。男性では、ビールだと中瓶2本(500ml×5%×2本×0.8⇒40g)、日本酒だと2合(180ml×15%×2本×0.8⇒43.2g)程度という。
日本酒を沢山のむわけではないが嫌いではない。しかし2合で満足かというと、それで終わることもめったにない。曖昧な記憶だか日本酒とはかれこれ40年以上の付き合いとなる。長い付き合いだからといって得をしたという記憶はあまりない。どちらかといえば、財布を無くしたとか、背広を汚したとか、損をしたことの方が多いように思う。
今年も鍋料理の美味しい季節を迎える。日本酒もまたしかりである
敬愛する寅さんを想いつつ、今夜も日本酒で乾杯!
「なんだおい、酒ののみ方から教えなきゃなんねえのか。いいか、片手に盃を持つ。酒の香りを香ぐ。な。酒の匂いが鼻の深にず~っと染みとおった頃、おもむろに一口のむ。さぁ、お酒が入っていきますよ、ということを五臓六腑に知らせてやる。な。そこでここに出ているつき出し、これを舌の上にちょっとのせる。これで酒の味がぐ~んと良くなる。それからチビリチビリ。だんだん酒の酔いが身に染みとおってゆく・・・・、」(1989年「男はつらいよ~ぼくの伯父さん」から引用)
(前川)