想い出の店 (23.7.3)
「これは買うしかない・・・!」
隣のコンビニにわざわざお金を引き出して買ったコート。
そのコートを初めて着た時の感覚や感動は今でも鮮明に覚えています。
そんなある日、「7月末にお店をたたむこととなりました」と仲の良い店員さんからのDM。
突然の連絡に思わず「えっ」と声を出してしまう程の驚きでした。
物価等の高騰で日々の生活が圧迫されている昨今
ファッションにまで気を使えない、というのは合理的な生活行動です。
ただ、ファッションが経済的な側面と文化的な側面の両方を持ち合わせている産業。
経済的な淘汰が起こるということは、それと同時に文化の喪失があるということです。
・・・ここを語るときりがないので割愛しますが、非常に残念な気持ちで一杯です。
お店はなくなってしましますが、購入した服にはその時の想い出がしっかり縫い込まれています。
オンラインや量販店で買うことでは得られないものは確かにそこにあります。
僕に服の素晴らしさを伝えてくれてありがとうございました。
ゆっぽ