「エコな車」 (22.7.22)
愛車(ローレル)を修理に出していた。経年劣化による修理であったが部品がなかなか入らなかったため、しばらく代車のプリウスに乗っていた。
さすがエコカーの代名詞のプリウスは、走っても走ってもガソリンが減らない。いつもは代車に乗るのも数日なのであるが今回は少し長く、仕事で観音寺方面・丸亀方面へ行くこともあったので走行距離も長くそこそこ走ったはずである。しかしガソリンの減りはわずかである。愛車のローレルなら西方面に行くと4分の1弱くらいは給油のメモリが減っているのでエコ車の優秀さを改めて感じた。
プリウスはよく走るのであるが、慣れない車は運転がぎこちない。スタートは、ボタンを押す。降りる時もボタンを押す。あまりにも静かすぎてエンジンを切り忘れる。高齢者が指差し確認をするようにひとつひとつ考えながらの動作になるので仕方がない。少しボタン作業に慣れたころやっと愛車が帰ってきた。
やっぱり落ち着く。鍵をまわしてエンジンがかかる。止める時もエンジンを切り忘れることはない。環境にエコな車ではないが、モノを大事にすることはエコではないのかといつも思う。次に買い替える時は、エコカーしかないかもしれないので吟味して乗り心地の良いものを選びたいと思う。
(酒井洋美)