鉄子の旅 (17.8.16)
このお盆は、鉄道好きの親友(あきちゃん)と鉄子の旅に行ってきました。あきちゃんは鉄道が好き過ぎて、線路沿いのアパートを選んで、毎日【サンライズ瀬戸】に手を振っているいわゆる《鉄道オタク》です。お盆の連休が空いたので、もの珍しさもあり、鉄子に便乗することにしました。
どこに行くかも聞かず、切符の手配も全てあきちゃん任せ。11日の早朝5時にあきちゃん家集合。この時点で私が寝坊してしまったものの、長年の付き合いで私の特性を理解しているあきちゃんがちゃんと第2便を用意している。とりあえず青春18切符で岡山まで。そこから相生まで新幹線に10分だけ乗るのを鉄道仲間では【相生ワープ】と呼ぶ。相生から大阪までは快適な快速があるからだ。大阪から私鉄に乗り換え、特急しまかぜ(超レア)で伊勢まで。伊勢志摩サミット跡や真珠の養殖を見学したあとは、しまかぜ往路で名古屋へ。そのまま新幹線で東京につき、泊まったのは今は無き寝台特急【北斗星】の車内をもじったホテル。女子部屋ではあるものの、寝台列車らしく2段ベッドの大部屋で、もちろん走行音などないので、シーンとしてめちゃくちゃ気を遣った!二度と嫌だ(笑)
翌朝は江ノ電で鎌倉へ。途中極楽寺や大仏見学をして、鎌倉からは金魚ちゃんの絵柄がかわいい【キンメ】に乗って熱海まで。熱海で美味しいお魚と温泉を堪能して、帰りの寝台特急【サンライズ瀬戸】に乗車。朝、高松について、とりあえずうどん!それから多度津まで行くと今度は【四国まんなか千年ものがたり】。最高のおもてなしを優雅に受けながら、ご馳走を食べつつ、途中で坪尻駅など立ち寄りながら大歩危まで。車窓からは渓流の素晴らしい景色が。大歩危からは高知からの特急南風号で高松へ。それから高松まつりでどんどん花火を観て、やっとお家にかえったとさ。
あきちゃんが鉄子でなければ絶対なかったコースで、思いのほか楽しかった。鉄道には目覚めないけど、列車の旅もいいもんだなと思いました。
(是松郁子)