放射能汚染と食 (1) (12.7.5)
昨年3月、世界史上最悪の原発事故が、この日本でおきてしまいました。狭い日本で最悪の原発事故がおきてしまった以上、残念ながら放射能とともに生きる術を身につけなければなりません。私は食材や水、土壌の汚染がどこで広がり、どれほどの数値が出ているのかを情報収集するようにしています。
香川でも日本各地の食材、加工品が販売されていますが、流通している食品は本当にすべて安全なのでしょうか。「暫定基準値内だから安全」というけれど、そもそもその基準値ってどんなものでしょうか?汚染された飲食物を摂取しても「直ちに健康に影響はない」と言う人もいますが、では食べ続けると人間の体はいったいどうなるか、を考えていきたいと思います。
飲食物や空気中の塵、霧、皮膚の傷などから体内に取り込まれた放射性物質は、体外に排出されるまで放射線を出し続け、局所的に細胞を傷つけます。体の外から放射線を浴びても皮膚などがガードしてくれますが、外部被ばくと違って内部被ばくの場合は体内に放射性物質を取り込んでしまうと防御できません。そこで、汚染された飲食物を避けることはとても重要になります。取り込んでしまった場合、体内でどうなるのか、具体的な例で考えてみたいと思いますが、続きはまた次回に。。。
(鈴木めぐみ)