日が暮れるとやってくるあの子 (22.6.2)
5月の中頃から我が家の玄関扉の上に一羽のツバメがやってくるようになりました。
習い事から帰宅したある日、ふと視線を感じ見上げてみるとツバメがこっちを見ています。じっと見めても全く動じません。休憩かな?と思いながらその日はそのまま家に入りました。
その3日後、またツバメが玄関の上にいてそれから毎日のように日が暮れると我が家にやってくるようになりました。
昔、実家の土間にも毎年のようにツバメがやってきて、たまごから孵った雛がピーピー鳴いていて一生懸命口を開ける姿はかいわくて、でも巣の下は大変なことになっていたのを思い出しました。
そこで我が家でプチ家族会議が開催されました。もしかしたらあのツバメが巣を作るかもしれない。玄関の上に巣をつくってもいいか、巣を作る前に対策をとるか。
結果は、子どもたちが一切譲ることなく前者でした。調べてみると、「幸せを運んでくれる」とか「幸運の象徴」とか、どうやら縁起の良い鳥のようです。そんなの見たらますますNOとは言えません。それから、子どもたちは「今日はおるかな?」と毎晩玄関扉をそっと開けて静かに見上げています。
絶対掃除大変やけど・・・。玄関前に駐車している車も「運」がしょっちゅう付いてるかもしれんけど・・・。
子どもたちがツバメの子育ての様子や、一生懸命生活する様子が見れるいいチャンスと思い、オカンは掃除を頑張ろうと思います。
そんな我が家。ガレージに巣を作ろうとしている鳩には少々厳しい対応です。鳩は苦手なんです。昔、公園で鳩に囲まれてから、こわくてこわくて・・・ごめんなさい。もっといい場所を選んで巣作りしてくださいね、と心から願います。
深野
13人集まれば・・ (22.6.1)
13人と聞いてピンと来た方は、大河ドラマを見ている人ですね!
13人とは、現在放送中の大河ドラマのタイトルである「鎌倉殿の13人」のことです。
タイトルのとおり鎌倉幕府の成立に力を尽くした御家人(=武士)たちの様子を描いたドラマになります。
鎌倉幕府の成立の話なので、当然源平合戦も出てきますが、戦いの場面は控えめ(屋島の戦いもカットされてました・・)で、主に裏方たちの人間模様が描かれている作品です。
13人は当時力を持っていた武士や公家、文官たちから構成されるのですが、この13人が一枚岩ではなく、それぞれが色々な思惑を持っており、トップの座を狙っています。
そのためお互いに「嘘の噂を流して相手を罠にはめたり」、「こっそりと手を組んであいてをクビになるようにもっていったり」いったことを繰り返し鎬をけずりながら、お互いにトップを狙っていきます。
このようなことは現代の会社組織でも起こりうることです。
このあたりが普通の大河ドラマより、より現代の会社組織におけるパワーゲームを描いているようで面白くもあり、自分の状況に置き換えて考えさせられる内容になっています。
時代劇が苦手な人でもおすすめのドラマですので、ぜひご覧になってください。
何かと憂鬱な日曜日の夜が少しは楽しくなっている今日この頃です。
(尾原)