年に一度のご挨拶 (11.12.9)
毎年、この時期になると喪中葉書が次々と届きます。以前は、全国転勤のある夫の職場では職員の家族が亡くなると全ての職場に訃報の連絡があり、親しい人にはお悔やみを言うことができました。しかし、最近は個人情報の保護の観点から、訃報の連絡が回らなくなったそうです。ですから、喪中葉書で初めてご家族が亡くなったことを知ることになり、お悔やみができないままになるケースが増えています。年末は友人知人の安否確認の季節でもあるのです。
年賀状を出すのが面倒だという人もいますが、ゆっくりできるお正月に、懐かしい顔を思い出しながら家族で語り合うのも正月ならではの楽しみです。喪中葉書が届いた人とは、その年は年賀状で会うことはできませんが、翌年の年賀状で挨拶できるのを楽しみにしたいと思います。(濱田)