楽しい仕事 (11.6.14)
先日、たまたまNHKの「仕事ハッケン伝」という番組を見ました。全9回シリーズの番組で、有名タレントが1週間、別の仕事現場で職員と同じ条件で働き、新しい自分を「ハッケン」し、仕事の魅力を「ハッケン」するというドキュメンタリー番組です。
私が見たのは、大の子ども好きで「保育士」を志していたというお笑い芸人の男性が、体験で保育士の仕事にチャレンジしていくという第3回目の放送でした。
初日は、子どもたちから大歓迎を受けますが、保育のプロによる厳しい指摘、さらに、その最中に東日本大震災が発生し、非常時で働くことの意味を考えるようになり、自信を失っていきます。
しかし、先輩の保育士さんや子どもたちに教えられ、次第に保育士としての喜びを感じていく様子にはとても感動しました。
私の友人も別の仕事をしながら保育士の資格を取得し、この春から保育士として現場で働いていて、最近その大変さをよく聞かされている分、共感できることがたくさんありました。
最後に保育士の仕事にチャレンジして「楽しいだけが本当の楽しさではなく、苦労するからこそ楽しいと思えることが分かった」と言っていた言葉が印象的で、どの仕事にも共通することだと思いました。
(齋藤 美穂)