「青春の1ページ」を見た (10.8.12)
昨日、主人のつながりで、高松南高校の吹奏楽部の演奏会に行って来た。
高校生の部活動の演奏会に行くのは初めてだったので、楽しみに出かけた。
ただの部活動と言えども、サンポートホール高松の大ホールでの演奏会であったので、それなりに観客の人数も多かった。高校生らしい演奏会で、この日に向けて部員全員が一生懸命練習した雰囲気がよく伝わってきた。私も大学生の頃そういった経験をしたが、努力した後の達成感は、成果はどうであれ何とも言えない心の充実感を得られ、1つのそういった出来事は、人生の中においても貴重な経験の1コマとなるのである。
3年生の追い出し演奏会も兼ねていたので、最後の方に、1・2年生からの感謝の言葉、3年生からのお礼の挨拶などのコーナー盛り込まれていて、舞台上がしばし涙に包まれていた場面もあったが、それもまた学生らしくて良かった。
1年生は、入学してから4ヶ月間猛特訓したのであろうし、2年生は自分たちが次の世代を引っ張っていくという決意をしながら、3年生は高校の部活動の総決算として、そして、顧問の先生、部活のOB・OGの協力もあり、みんなが気持ちを1つにして作り上げた空間はキラキラして心地よいものであった。
学生たちの「青春の1ページ」にふれ、少し気持ちが洗われ、頑張る活力が沸いた気がした。・・・・ということを考えるのは、私も年なのだろうか・・・。
(酒井洋美)