小さな家族 (10.3.11)
1ヶ月ほど前、我が家に小さな家族が増えました。
娘の熱望に負けて、桜文鳥を飼うことになったのです。名前は"文ちゃん"。
文ちゃんを見ていると、私が子供の頃、雛の頃から飼っていた白文鳥を思い出します。
とても頭のいい文鳥で、家族によくなつき、ダンスをしながらさえずってくれたり、親にしかられて泣いていると、心配そうにつついてくれました。
2回も外に飛び出していなくなったのに、名前を呼びながらの捜索1週間くらいで、見事に舞い戻ってきたワイルドな文鳥でした。呼びかけに、遠い空から羽ばたいて現れた時はどんなに嬉しくて泣いたことでしょう。小さなペットでしたが、今でも鮮明に思い出が残っています。
文ちゃんの世話は私がしているのに、なぜか"娘のペット"ということになっています。 娘と文ちゃんにも、温かい思い出が一杯できるといいなと思います。
(小森 鹿乃子)