第3話 自然との闘い (22.4.13)
シリーズ第3章 ゴルフ編第3話
ゴルフは自然との闘いとよく言われます。
少々の強風や小雨でもゴルフは中止にならず、その時々の環境に合わせたプレーが求められます。
しかしながら駆け出しのアマチュアゴルファーなかにし、物理的に自然と戦うことが多いです。
3月某日、長い冬眠から覚めたなかにしは、久々にゴルフのラウンドに行きました。
この日は調子がよく、いつもよりいいスコアで、勝負は後半17コースへ。
このコースが勝負と思ったなかにしは、新品のオレンジボールを下ろします。
ところが第2打、打ったボールはOB付近の茂みの中に。慌てて駆け寄ってみますが、ボールは見当たりません。
そこに1羽のカラス、なんとオレンジのボールを咥えています。
「それ、おれの!!!」
言葉が通じる訳はなくカラスそのまま空へ、必死に追いかけ、説得しましたがボールは返してくれませんでした。
ルール上、もともとボールがあった場所から打罰なしで再開のようですが、カラスに馬鹿にされたようで精神的なダメージが残りました。
あのオレンジボール、高かったんやぞ。
カラスと追いかけっこ なかにし