鯛の塩釜焼き (09.6.29)
先日、知り合いの漁師さんから「鯛の塩釜焼き」をいただきました。お皿に乗らないくらいの大きさで、崩してしまうのがもったいないほどかわいらしい魚の絵が描かれていました。写真を撮って、バイトで帰りの遅い子供を待って、全員で塩を剥がしていきました。
初めて食べるものなので、どういうものかわからなかったのですが、塩を外すと魚との間に輪切りのオレンジが挟まれていて、ほんのりさわやかな香りがしています。鯛の身は、ふっくらやわらかく程よい塩味が付いていてすごくおいしかったです。びっくりしたのは、お腹の中からゆで卵が2個出てきたことです。漁師さんの遊び心?
大きな鯛だったので、残りの身と骨で翌日は鯛めしにしてきれいにいただきました。「鯛の塩釜焼き」は、お祝い事があるときにつくるものだそうです。次回は、主人が漁師さんに弟子入りして、作ってくると意気込んでいるので、楽しみにしたいと思います。(長門 恵子)