コラム

年の瀬 (17.12.26)

 年の瀬が迫り、もうすぐ今年も終わります。この時期は慌ただしい時期でもありますが、新年に向けて新しい気持ちで頑張ろうと気持ちを新たにリセットできる大事な時期でもあります。
 「年の瀬」ですが、「瀬」には川の浅い場所、流れが速く急な場所で、船で渡るのが危険なところという意味があります。
 その昔、江戸時代の生活はツケが多く、その場での支払いはせず、お金が入った時にまとめて支払いをしていたようです。ツケは年内に支払って、まっさらな状態で新年を迎えたいという考えがあり、支払わないと年を越す事が出来ない。しかし支払ってしまうと食べ物が買えない。食べ物が買えないどころか、寒い季節に暖をとることができないと命まで危うくなる。そういう鬼気迫る状況を、川の瀬にたとえて表現したそうです。
 これから忘年会やお正月などど出費が多いですが、江戸時代の人もお金のやりくりに頭を悩ませていたのですね。
(黒田)
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