白紙委任 (16.11.4)
選挙の投票率の低下が社会問題になっているが、今年の参議院選挙の投票率は54.7%で戦後4番目の低さだったそうだ。18、19歳の投票率は45.45%だったものの、20歳代は33.7%と年齢別では一番低い結果になっている。
これから将来にわたり、直接自分たちの生活に大きな影響を与える政治に、20歳代の若者の66%が白紙委任している現状に、この国の将来に不安を感じさせる。
地方選挙では10%台の投票率もあるようだが、いくら投票率が低くくても一定の得票率を獲得すれば、選挙が無効になることはないそうだ。投票率によって選挙を無効にするぐらいの荒療治をしてもいいのではないかと思う。
(秋)