「祭りの時期」 (15.10.14)
この時期になると'コンコンチキチンコンチキチン'とお祭りの音色が聞こえてくる。
先日、弟に「週末遊びに来る?」と聞いたら「祭りだからダメ!」とけんもほろろに断られた。
田舎では祭りといえば、一大イベントであるが、高松市内でも結構あちこちで法被姿の祭り集団が見受けられる。
しばらく、田舎(丸亀なのだが)の祭りには行っていないが、実家近くの神社の祭りでは、町内の青年団に持ち回りで奴(やっこ)というのが回ってきて練り歩く慣習があった。ただ練り歩くだけではなく、長い棒の先にトレッドヘアの様なものがついた棒を携えて、長唄のようなものを唄いながら決まった型の振りをするのだから結構練習も大変である。
父から息子である弟に承継された伝統行事であるが、少子化の影響で今後はどうなるかわからない。この時期の季節の風物詩として永く続いていってほしいと思う。
(酒井洋美)