介護事業所の経営と労務管理

「介護職員処遇改善交付金」の話題(09.11.18)

 昨日、介護施設の管理者の方と話をしていたところ「2年半後の介護職員処遇改善交付金の将来はどうなるの」との話題がでました。

 話題の柱は二つ。

 一つは、当初2年半だけの制度とされていて、「不安定」と思っていたが、「長期に継続」との方向性が報道されている。しかし、それだと介護職と他の職種との差違が固定化することになり、それも問題という意見。

 もう一つは、民主党の政策は、「介護報酬の改定であったはず」なのに、「介護職員処遇改善交付金」として対応されるのであれば、上記と同じく、介護職と他の職種との差違の固定化になってしまうので、問題という意見でした。

 民主党のマニュフェストによれば「介護報酬の改定」ということですので、来年度に向けて何らかの抜本的な改定方針が出されるかもしれません。

 ここは今後の動向をしっかりと注目することが必要です。




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