介護事業所の経営と労務管理

痛ましい事件 「介護疲れか?妻が夫の首絞め、その後自殺」高松(09.04.21)

 昨日の新聞で報道されましたが、私の地元高松で痛ましい事件が発生していました。

 新聞報道の概要は、「18日午後11時10分頃、高松市香川町浅野の男性(73)が、1階和室で、首にひもを巻かれて倒れているのを、離れに住む長男(45)らが見つけ、110番。同男性は首などに10日間のけが。高松南署は、妻(67)が約1時間前に「夫を殺して、自分も死ぬ」とのメールを孫娘の携帯電話に送信し、行方がわからなくなっていたため、付近を捜索。19日午前8時頃、自宅の北東約3キロの池に浮いていた・・・。

 発表によると、同男性は妻と2人暮らし。男性は1月下旬に脳 梗塞 ( こうそく ) で寝たきりとなり、妻が介護をしていたという。

 自宅にあった妻のバッグから、「介護に疲れました。2人で遠い国へ行ってきます」という内容の遺書が残されていたそうである。

 状況は全面的には分かりませんが、1月から4月と3カ月程度の比較的短い期間に事件となっており、介護が始まる初期の事件です。実態を受容できない家族の苦しみの表れと思います。

 お悔やみ申し上げます。




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