小さな僕の生きる術
私は生き物が大好きで、よくドキュメンタリーを見たりネットで調べたり、実際に飼育したりしているのですが、
その中でもハムスターやマウスは子供の頃から身近にいる生き物でした。
最近ジャンガリアンハムスターのイグニス光雄(ノーマル・オス・生後半年くらい)をお迎えしたのですが、
この子には背中にくろーい一本の線の模様が入っています。


これはハムスターをはじめヤマネなど小動物によくみられるもので、
「ドーサルストライプ」と呼ぶらしいです。
どうやら敵が多い生き物が、細い木の枝に擬態するための保護色の一種なのだそうです。
見えますか?木の枝に。
こんなに真ん丸な生き物が。
ネズミの中には毒という武器をもって敵を撃退するような種類もいますが、
こいつには何の能力もありません。
歯は鋭いですが蛇や鷹にはなんてことないでしょうね。
まさにここなのです、ネズミの魅力は。
私がネズミを好きな一番の理由は小さい身体で一生懸命に生きようとしているその姿勢です。
繁殖力が強いのも、全身全力で威嚇するのも(クロハラハムスターの動画を見てください!)、このドーサルストライプも、
生き残るために身につけてきた術なのだなぁとかっこよく思えてきます。
私は割と本気でネズミという生き物を尊敬しています。
余談ですが、この子を迎えた際にペットショップで担当してくださったお兄さんはモモンガが大好きらしく、
モモンガの魅力をSNSで発信したりペットショップに勝手にモモンガコーナーを設置したりとなかなかのモモンガオタクでした。
イグニス光雄をお迎えするための書類の作成中にもずっとモモンガの話をしていたので、モモンガがお好きな方にオススメします。
前田
投稿日(2025/09/19)