コラム

人口減少問題にどう向き合うか

大学時代からの興味、前職時代の経験等から、

「街」「地域活性化」「まちづくり」「地方創生」…などといった分野に今でも興味があります。
例えば、2025年1月に起こった埼玉での陥没事故。
厳密な原因を確認したわけでは無いので申し訳ないのですが、
これから近い未来、道路や水道管、橋などといったインフラの老朽化に伴い、
上記のような事故が多発すると思っています。
特に、地方になればなるほど、地方公共団体の財務的体力が無いことから、
インフラの整備ができず、同様な事故が都心部より多いのではないかなと思います。
少し話は変わりますが、
先日興味がてら、自分が生まれ育った街の人口動態、特に0歳~6歳調べてみました。
すると、2025年4月1日時点では約5,000人でしたが、
過去10年の推移をみると1年間で0歳の子が平均約50人くらい減っていたことがわかりました。
1年間で2025年4月1日から0歳児の子供が50人毎年減るとシミュレーションをしてみると、
何と10年以内に0歳児が0人となる試算に…。
10年以内に0歳~6歳の子供のボリュームは約1,000人となりました…。
子どもが減る話をしましたが、
根本的な原因は20~40歳未満の子育て世帯が街からいなくなっていること、
働ける場所がその街にないことにあると思います。
街から人が減ると税収が減り、
その結果インフラ整備等ができず、それを不満に感じ更に人が街を離れていく…
「人口減少」といった問題は私が知る限り1990年頃から問題視されております。
あれから30年以上経っても大きな改善は見られていませんし、
たぶんこれからも大きなトレンドはあまり変わらないと思っています。
これから自分が住んでいる街が加速度的に目に見えて廃れてしまう可能性があると思います。
そういった現実を目の当たりにする”前”に、自分が何をすれば良いか、何をするべきか、常々考え、行動していきたいな..といった話でした。
すぎもと

投稿日(2025/06/02)