コラム

備忘録:Excelにおける時刻/時間と数字 Part2

※それぞれ「A1」セルに元の値がある、という前提

<過去にも書いた基本形>

・数字を時間に置き換える … 「2.25」を「2:15」にしたい。
→「24」で割る
 =A1/24 (表示形式は、ユーザー定義や時刻にする)

<システムからデータを落とした時などに見かける亜種>
・数字を時間に置き換える … 「2.25」を「2:25」にしたい。
→「2」と「25」にばらして、時間の形に戻す
 =TIME(TRUNC(A1,0),MOD(A1)*100,0)

※TIME関数…TIME(時,分,秒)の形式で、時分秒に入る任意の数字を指定すると時間にしてくれる

 ↓この書き方だと、『[時]には時を表す0から23の範囲の数値を指定』というルールに阻まれて、
  「30.25」は「6:25」になってしまう。。。
  (30時間は、1日(24時間)+6時間なので、「24」が切り捨てられる)

ので、
→「30」と「25」にばらしたうえで、24時間を超える部分は足し直す
 =TIME(TRUNC(A1,0),MOD(A1,1)*100,0)+QUOTIENT(TRUNC(A1,0),24)

QUOTIENT関数…QUOTIENT(分子, 分母)の形式で、商の整数部分のみを返す

むぎわら

投稿日(2024/10/16)