コラム

メリクリ、メリクリ

 昨日は、我が家の子供達にも、サンタクロースからプレゼントが届きました。

 まず、1歳の息子には、キャラクター物のミニカーとスポーツカーのミニカーが。

 当然、まだ何の事か分からないようですが、どっちのミニカーでよく遊ぶか観察してみたところ、スポーツカータイプがお気に入りの様子。なかなかの硬派か。

 そして、5歳の娘には、大好きなアニメヒロインの変身アイテム。

 かなり前から、欲しがっていたおもちゃなので、娘は大喜びで、その笑顔に、こちらまで幸せな気分になりました。

 それにしても、日本中に、クリスマスとプレゼントが完全に定着したのは、何時なのでしょうか?

 私(現在32歳、愛媛県のまあまあ田舎)が幼い頃は、我が家にはこの習慣が無く、

「クリスマス!?…うちには関係ない。仏教やし。」

「プレゼント!?…煙突無いから、サンタ入ってこれへん。」

で、片づけられていた記憶があります。

 それでも、周りの友達もそんな感じだったので、特に惨めな気持ちはありませんでした。

 そんな我が家にも、妹が4歳になり、クリスマスを意識し始めた時に、突然、サンタがやってきました。が、その時には既に、かの老人の存在の秘密を知っていた私は、

「あ~とうとう…うちでも、クリスマスやるんだ…」

位の感動だった気がします。

 クリスマスケーキは、当時、売っている店が少なく、美味しくないので、スポンジだけを買ってきて、手作りをしていたのは、生クリームを人力で泡立てる疲労感、完成後の美味しさへの驚きとともに、良い思い出です。

(堀川 伴和)

投稿日(2008/12/26)