パリ五輪とSNS誹謗中傷
オリンピックやワールドカップなど〇年に一度の大会は、決まってにわかファンになるのが常ですが、今年のパリ五輪は私自身楽しみにしている競技が多く、連日中継時間を調べては観戦していました。
ミーハーな興味だけでいえば、男子バレーと男子バスケットボールと男子スケボーは絶対に外せないラインナップ。リアタイしてそのまま出勤することも4年に一度と思えば乗り越えられる(笑)
(いい意味で)衝撃的な開会式に始まったパリオリンピックは、開幕早々柔道でさっそく大荒れとなりました。審判の判定ミスの問題、安部詩選手の敗戦後の号泣問題、団体戦のルーレット等、一競技だけで毎回炎上していたように感じます。
特に安部詩選手については、本人のSNSに批難があったことをテレビやネット記事が取り上げる度にヤフコメ民が叩きあげていました。それだけではなく、男子バレーでもイタリア戦での敗戦後、その責任をサーブミスした選手へ向け明らかな誹謗中傷が止まらないためバレーボール協会が声明を出したほどです。自分が見たい選手達の投稿とは裏腹にその汚い言葉と自分勝手な正論ばかりが流れてきて、SNSをしばらく見たくなくなるほど酷かった大会でもありました。
法律で厳罰化されたとはいえ、まだまだネット上に溢れる誹謗中傷。自分が正しい(と思っている)から許されると思っているのか、そもそも心が壊れていて誰かを傷つけたいだけなのか、五輪代表に素直にお疲れさまでしたと言える心の余裕を持ってほしいものです。
(ちゃんるり)
投稿日(2024/08/01)