コラム

日本酒なら2合まで

日曜日に孫2人を連れて、家族5人で近くの公園へ花見に行きました。

お弁当とおやつを持ってウキウキと歩き、桜の下では孫との会話も弾む弾む。食べるのも飲むのも美味しい。

大好きな寅さんにも、第一作では柴又の桜がでてきます。

「桜が咲いております。

懐かしい葛飾の桜が今年も咲いております。

思い起こせば二十年前、つまらねぇことで親父と大喧嘩、

頭を血の出るほどブン殴られて、

そのまんまプイッと家をおん出て、

もう一生帰らねぇ覚悟でおりましたものの

花の咲く頃になると、

きまって思い出すのは故郷のこと・・・・・」

2人の孫たちは20年後の桜をどこで見るのだろうか、近くの公園を思い出すのだろうか、などと考えつつ花見酒も良し。


さて、あと10日ほどで、令和5酒造年度全国新酒鑑評会(主催独立行政法人酒類総合研究所)が開催されます。予審(4月23~25日)、決審(5月9~10日)、入賞酒発表5月22日と、1月に及ぶ長丁場です。今年のエントリーは北海道から九州・鹿児島まで828点。香川県内の蔵元からは何点入賞するのか、今から楽しみにしています。

今度の週末は庭の藤を愛でながら一献。

(前川)

投稿日(2024/04/11)