コラム

「みをつくし料理帖」

 朝日新聞の記事を読んでいて「みをつくし料理帖」という小説があることに気づき、早速、購入して読んでみました。

 シリーズ9巻ですが、江戸時代の女性料理人の成長・奮戦記というところでしょうか。 関西の昆布だしで育った主人公が、江戸に来て鰹だしに出会い、それを統合して新しい出汁づくりに挑戦する物語など、読んでいて「味」を感じる良い作品だと思いました。

 興味のある方、ご一読をオススメします。(林哲也)

投稿日(2014/10/10)