コラム

「やりたくない」と「プラス発想」

 先日、東京の大手の事業所の経営の見学をしました。
 沢山の気づきや学びがありましたが、そのひとつとして経営者の言葉。
 「仕事をしていて『やれない』という言葉を言っている本心は、言葉と違う」と前置き。
 その心は「実際は『やりたくない』から『やれない』と言っているのであって、『やれない』ようなことでも、やろうという思いがある人は、あの手この手と工夫をしてチャレンジして取り組みをしている」と説明がありました。
 万単位の人員の総合的な人事労務管理を受諾している事業所ならではのチャレンジ精神の背景を見た思いでした。
 新しい物事に出くわした時に「まず、やれない理由探しをする人」と「やるために、解決すべき課題を考えて突破しようとする人」とは、長い人生では大きな開きが生まれると思いました。
 合同経営の行動指針で「プラス発想をします」と定めていることにも関連し、当社の考え方にも定着していきたいと思いますした。(林哲也)

投稿日(2014/05/13)