コラム

工場見学

 夏休みです。

 子供は夏休みです。

 この思い出作りと、自由研究対策ということで、コンビニやスーパー主催で、「工場見学ツアー」の募集があり、応募したところ、2つも当選し、それぞれツアーに参加しました。

 2つともに、某飲料メーカーの工場を見学したのですが、もの凄いスピードで大量の製品ができていく様子に、子供は驚いているようでした。

 また、帰りには、製品のおみやげをたくさん貰い、道中の昼食も頂いて、至れり尽くせり。

 夏休みの素敵な思い出の1つに、なったのではないかと思います。

 しかし、子供に工場の感想を聞いてみると、「いっぱい作ってたけど、よく分からなかった。」とのこと。

 たしかに、商品ができる様子は、見ることはできるのですが、ガラス越しに遠巻きに、機械から出てくるのを眺めるだけ。

 VTRでも、商品ができる過程を紹介してくれるのですが、イマイチ凄さが伝わっていないようでした。

 企業にとっては、工場に足を運ぶことによって、親近感を抱いてもらえる。

 おみやげによって喜んでもらって、製品を直にアピールできる。とメリットはあるのでしょう。

 しかし、欲を言うならば、何か子供に、「凄さ」や「体験」や「実感」を与えてくれるような、アピールがあったらもっと良いのにと感じました。

 このような取り組みは、大人も勉強になり、素晴らしい事だと思います。(しかもタダ)

 来年も何か当たりますように。

(堀川伴和)

投稿日(2010/08/18)