コラム

仏像ブームと人々 (11.10.17)

 事務所の京都遠足も終わり、秋は一層深まっていく。すでに、東寺のカエデは彩り始め、集合写真の背景を飾ってくれた。東寺の顔、立体曼荼羅21体の仏像が総勢で私たちを迎えてくれた。一週間前に8体の仏像が東京・上野への出稼ぎから帰り、前日から全員集合となっていた。 

 その8体が上野に出稼ぎ中の7月下旬に、私と息子は「対面」している。「空海と密教」展で、善通寺からは国宝の錫杖が出稼ぎ中だった。高野山等からも大勢出張してきていた。そして、鑑賞人のなんと多いことか。仏像ブーム、歴女現象だけで説明できるような人数ではない。貧富の差が異常に拡がり、先の見えない情況下で、人々は何かを求めているのだろう。

 17時を過ぎると、駆け足で夕闇がやってくる。

     (乃口  健一)

 

続・地デジ非対応。 (11.10.14)

  ふと、最近あのタレントを見かけなくなったなあ~と思ったのですが、それもそのはず、地上波のテレビ番組を全く見ていないですから。すっかり忘れていました。

  地デジ移行から約2カ月半、夜が暇になった以外は、特に困った事もありません。暇になった分、早めに睡魔に襲われるようになりました。となると、自分にとって、テレビはただの暇つぶしだったのか?という疑問が出てきます。

  それについては考える時間がもったいないので、今日も早寝します。

  おやすみなさーい。

  (松澤)

十年祭 (11.10.13)

 今年は母が亡くなってちょうど10年になる年です。私の実家は神道なので、仏式とは法要の年数が異なります。仏教だと三年、七年、十三年と続きます。神道だと五年の次は十年の法要です。その後は二十年までないようです。ですから、今月母の十年祭をごくごく身近な親類で行います。仏教の法事にあたるのが神道では年忌祭です。「~回忌」は「~年祭」といいます。お葬式(神道では神葬祭)のときからそうでしたが、神社の神主さまが登場します。お焼香ではなく玉串を祭壇にお供えし、拍手は音を鳴らさずに手を合わせるだけです。年忌祭では拍手は音を出してもよかったでしょうか。葬儀や年忌祭のお供え物も仏教のそれとは随分違っていたと思います。 

 ただ、法要が五十年で一区切りつくのは仏教と同じです。(仏教はさらに五十年ごとに法事があるようですが、一般的には五十年で一区切り。)

五十年祭で神になるそうです。

 両親が神になるといわれる五十年祭までなんとか自分自身も元気でいられたらいいのですが。

(藤本 恭子)

いる?いらない? (11.10.12)

 今のマンションに引っ越して18年くらい経ちましたが、居住年数が増えれば増えるほど物が増えていきますね。今では1部屋が荷物置き場のようになってしまったので、これはいけないと思い、片付けることにしました。今まで"これは...だから..."と言い訳しながら置いていたものを、"今使ってないから"に頭を切り替え、捨てる勇気(?)を持つことにしました。服とか姪っ子たちのおもちゃやぬいぐるみ、あっという間に大きいゴミ袋に5袋。それでもまだまだあるんですよね~。これからも休みの日に少しづつ片付けて、年内には荷物置き場から部屋に復活させようと思います。みなさんお家大丈夫?

(岡野 里恵)

心のアイドル (11.10.11)

 好きなアイドルが本を出版しました。買わなきゃ!!と張り切っていたときに、友人がプレゼントしてくれ、毎日少しずつ読んでいます。

 読み進めていくうちに、注目を浴びていつも煌びやかな世界にいるアイドルにも、いろいろな悩みや辛いことがあることを知り、いつも笑顔でいる人も内心は苦悩を抱えていたりするのだと、改めて思いました。

 私がテレビや映画で見ているのは、その人のほんの一部分であって、本当は顔で笑って心で泣いていることもあるのでしょうし、見えないところで一生懸命努力をしていることもたくさんあって、いつも素敵なアイドルが形成されているんだと思うと、より一層応援したくなる気持ちになりました。

 辛いことがあっても、みんな笑顔でがんばっているんだと思えば、自分もがんばれるような気がしました。心の励みになる=私にとっては、まさに「心のアイドル」です。

 自分が接している人々の見えている部分はほんの一部分で、表面を見ただけでは他人の気持ちをちゃんとわかることは難しいんだとも感じたので、なるべく相手に心を寄り添わせるよう心がけていきたいと思います。

 そして私も、誰かの「心のアイドル」になれるといいなと、思います。(福原 智子)

NHKがおもしろい (11.10.7)

 正直、2年ぐらい前までNHKの番組を観るのは、子供が小さかった頃の『おかあさんといっしょ』などの幼児番組だけでした。子供たちが成長し、今では民法のバラエティ番組ばかりを、我が家のリビングにあるテレビは映しています。

 しかし、中高生の子供たちが観たがる番組が、最近の私にはどうしてもおもしろいとは思えず、ついもう1台あるテレビに移動してしまいます。ただ、基本は家族一緒に同じ番組を観て、一緒に笑い、関心しながら過ごしたいと思っているので、なるべく我慢して子供たちと過ごすようにはしています。

 そんな私ですが、NHKのドラマやニュースを観ている時間が、今はとても落ち着くのです。昨年の大河ドラマは、とても大好きな人が主役とあって毎週かかさず観ていましたし、今年の『江』も、毎回次週が待ち遠しい楽しいドラマです。朝の連続ドラマ小説も、『ゲゲゲの女房』から現在の『カーネーション』までずっと観ています。カーネーションは、コシノ3姉妹を育てたお母さんの物語で、まだ始まったばかりですが何だか楽しそうなお話です。そんな朝の15分間は、いつの間にか私の1日の始まりにはかかせないテレビ番組となっています。

 特に、NHKのニュース番組はとても落ち着きます。ローカル版も全国版も民法のニュース番組のようなミュージックもほとんど流れません。しかし無駄が省かれているので、なんだかアナウンサーの声に癒されるのです。

 今は先週から始まった『神様の女房』が待ち遠しくてなりません。このドラマはあの『松下幸之助』夫婦の半生を描いたドラマです。1回目を観た時から早く次が観たくて仕方ありません。NHKを観たくなるのは、やはり年を重ねたせいでしょうか...。

(石川美輪子)

こんなものまで (11.10.6)

 讃岐うどんをアピールするためにいろいろなグッズが販売されているようですが、今度は、なんと名刺入れ、名刺入れのふたの部分に具の乗ったうどんが立体的にくっついている。これって、あり?この名刺入れを持つことで、名刺交換の際にうどんをきっかけに会話が弾み、初めての相手とでもその後の会話がスムーズになるとのことですが、ちょっと勇気がいるかも知れません。

 名刺入れを持ち始めて10年近くなりますが、名刺入れはずっと同じものを使っています。そろそろ変えたいなと思っていたのですが当てが外れてしまいました。というのも長男が初めてのボーナスで買ってくれることになっていたのですが、ギターに変わってしまいました。そろそろボーナス時期が近づいてきました。今年こそ新しい名刺入れのプレゼントがあることを楽しみにしています。(長門 恵子)

秋祭り (11.10.5)

 先週末、地区の秋祭りに参加しました。地区によっては、獅子舞や山車などがあるようですが、私の住んでいるところは、太鼓台です。

 その太鼓台を大人と子どもで動かし、町を巡るのですが、これまで気付かなかった路地や商店を見つけられたり、近所に住んでいてもなかなか話す機会が無い方々と話すことができたので、なかなか楽しかったです。

 私の出身地である愛媛県では、秋祭りはだいたい激しいものが多いのですが、高松ではゆったりと、そして地域の繋がりを大切にしながら行われていると感じました。

 さて、これからは各地で秋祭りが本番です。今年は曜日が良いので、あの「激しい」愛媛の祭りを体感しに帰ろうかなと考えています。

(堀川 伴和)

誕生日 (11.10.4)

 昨日は、ばあちゃんの95歳の誕生日。

 一緒に住んでいたこともあり、小さい頃、母親に怒られたらよくかばってくれて、優しく慰めてくれたことを思い出しました。

 そんなばあちゃんとも大人になるにつれて話をしなくなり、7年前いなくなりました・・

 先日、命日を忘れて墓参りに行けなかったことを悔やんでいたのに、誕生日も忘れていました。ばあちゃんには世話になったのに記憶が消えていく自分に情けない限りです。

 だけど、どうにか誕生日だけは当日に墓参りにいくことができました。世話になったお礼と記憶が消えていることについての謝罪をすることができてよかったです。

 今月は母親の誕生日もあるので、母親にはちゃんと誕生日に会いにいきたいと思っています。(岩田 健生)

 

 

台風被害 高松で一軒? (11.10.3)

 台風に伴う大雨の後、我が家では大変なことがありました。

 朝家を出るときは何事もなかったのですが、夜仕事を終えて帰ってくると、水道が出ないのです。暗がりの中、水道メーターを見るとすごい勢いでメーターが回っていました。水道管が破裂しているか、継ぎ目が外れているかだったようです。夫と相談し水道の元栓をしめた後、建築会社の時間サービスに電話したところ、翌朝には設備業者に連絡をとってくれ、その日の夕方には架設工事で水道を使えるようにしてくれました。たった一日でも水道が使うかえなくて大変だったので、震災でライフラインがずっとつながらなかった皆さんの不自由を思うと胸が痛みました。

 それにしても、設備業者の職人さんが暑い中一生懸命作業をする姿に感心しました。建設会社の営業の人にも良い業者さんを遣してくれたことに対して感謝の気持ちを伝えました。ほんとうに「ありがとうございました。」(濱田)

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