春のたのしみ (11.4.15)
先日、「こんぴら歌舞伎大芝居」の初日公演に行ってきました。
公会堂から金丸座へとあがる坂道は、桜が満開で例年のことながら見事なものでした。
「こんぴら歌舞伎大芝居」がはじまった昭和60年頃には琴平町に住んでいたこともあって、小学校の行事としてはじめてのお練行列を見に行ったことや、通学路だった商店街をはじめとする町並みを懐かしく思ったり、観光客気分で表参道を歩いてみたりと観劇以外の楽しみもあり、ここ数年可能な限り(チケットを入手できれば・・・)観にいくことにしています。
金丸座以外では観たことがなく、歌舞伎についての知識は皆無ですが、とても小さくレトロな小屋の中で行われる歌舞伎は、ユーモアたっぷりで笑いもあり、早変りや宙吊り、宙返りなどのアクロバティックもありと、とても迫力があって今年の公演も大変面白かったです。
「歌舞伎」というと伝統芸能で堅苦しいイメージがある方も多いと思いますが、当時は庶民の娯楽だったようなので、ぜひいろんな方にみてほしいなぁと思います。
今年はたまたま、参道付近で市川染五郎さん、奥様、お子様たちに間近でお会いすることもでき、心おきなく満喫しました。来年もぜひ!観にいきたいと今から楽しみにしています。年々厳しくなるチケット争奪戦がなんとかならないものかなぁ・・・。
(和泉 有香)