世界一おとなしい納税者 (10.6.23)
6月から、住民税額が変更されています。
これは、昨年(平成21年1月から12月)の所得に関して課税されているものです。
ですから、昨年中に退職し、まだ就職されてない方であっても、しっかり課税されていますし、昨年中に初めて、もしくは久しぶりに就職された方は、大幅に住民税がアップしていることと思いますので、ご注意下さい。
話は変わって、5月には自動車税の納入期限がありました。車種によって違いはありますが、数万円。なかなか痛い出費です。
3月には、健康保険料が上がりましたし、9月からは、厚生年金保険料も上がります。
ここで思い出されるのが、消費税の論議です。
W杯の記事に隠れながら、様々な意見が飛び交っていますが、その中で、
「日本の消費税は、諸外国と比べて税率が低い。」
と言う方がいます。
なるほど。データはそうなっています。
しかし、消費税以外の税金や社会保障に関するお金についてはどうでしょうか?
私の不勉強もありますが、国民1人が、税金等と称して国に支払うお金の総額は、どうなっているのでしょうか?
ガソリン税、酒税、固定資産税、所得税、健康保険料、年金保険料、雇用保険料......
目的や用途が法律で決められているのは、もちろん知っています。しかし、お金を支払う国民にとって、それは、重要な事ではありません。
国の財政が極限まで達しているのも、地方自治体が借金まみれなのも、知っています。
それにしても、色々と取られ過ぎでは!?
本当に「無駄の削減は限界」なのでしょうか?
(堀川 伴和)