「母の日」 (10.5.24)
5月の第2日曜日は「母の日」である。今年でいえば5月9日であった。
私は母の日に、毎年絶対何かしようと決めているわけではない。今までは思い立ったときに、何かプレゼントをするようにしていた。ハンドバックや帽子、アクセサリーなど、ほとんど身につけるようなものが多かったように思う。
毎年、母の日が近づくと花屋にはカーネーションがずらりと並ぶ。私が思い出す限りでは、カーネーションを贈った記憶はない。なぜなら、実家は田舎だったので、畑にカーネーションがずらっと植えてあり、贈っても喜ばれないなと思っていたからだ。しかし、今年はカーネーションをプレゼントした。色とりどりのカーネーションの中で、赤でもピンクでもない、少しオレンジがかった変わった色を見つけたからだ。母の日には少し早かったが、ゴールデンウイーク最後の日に実家に帰ってプレゼントした。当然母は喜んでくれだのだが、でも、贈り物をもらうよりも何よりも私たちが顔を見せることが本当の意味での親孝行であるとは思う。忙しさを理由に近くてもなかなか帰ってないことをいつも申し訳なく思っている。親にとっては、30になっても40になっても子供であることには変わりはない。小さい頃は、縦に大きく成長していたが、最近はいくばくか横にも成長するようになったが、それもご愛敬のうちとして、顔をみせる機会を増やそうと思う。
毎年だいたいこの時期に反省する・・・。
(酒井洋美)