春の訪れを知らせる鶯の声 (10.3.26)
私の自宅は、丘陵地にあり北西部の雑木林には鶯が住んでいます。ひと月ほど前から、寝覚めて最初に聞くのが鶯の声です。3月の初めには、上手に鳴けなかった鶯も、だいぶ上手に鳴けるようになりました。でも「ホーホケキョ」とは、鳴きません。毎朝今日こそは...と期待しますが、今日も「ホーホケキョケキョケキョ」と調子はずれの鳴き声です。毎年、この時期になると鶯の声で目覚めますが、こんなにいつまでも上手にならない年は初めてのような気がします。
私は、春の芽吹きの時期が四季の中でも一番好きです。この時期は、チューリップやムスカリが花を咲かせ、バラやクレマチスが芽を吹き花芽をつけ始めます。一番好きな季節の到来を知らせてくれる鶯。今年は、寒暖の差がありすぎて鶯も調子が出ないのかもしれません。きれいに「ホーホケキョ」と鳴いてくれると、本当に春が来たのだと実感できるような気がするのですが......。(濱田 幸子)