「嫌われた監督」 (21.12.19)
世間では、野球や相撲の観戦が大好きな方が多いと思います。
私は、スポーツを「観て楽しむ派」というより「体験して楽しむ派」です。
そして、野球への関心はゼロです(嫌いではありませんが)。
理由は、いくらバットを振ってもボールがまともにあたらなかったからです。
そのような私も、野村監督と落合監督には、なぜか惹かれることがあり、関係する書籍が出ると読んでいました。
今回、香川県中小企業家同友会の会員さんが、「嫌われた監督」(発行:文藝春秋)が「面白かった」と言われていたので、さっそく、Kindleで注文し、読みました。
この著者は、鈴木忠平という日刊スポーツ新聞社で、落合監督を間近で8年間にわたって接してきた番記者。
なので、書きぶりが、非常に面白く、記者として一人前に成長する自分自身のことも織り交ぜながら展開されています。
野球への関心はゼロの私ですが、この「嫌われた監督」は、今年、いちばんの面白かった本でした。ぜひ一読されることをお勧めします。(林 哲也)