「狩りへ・・」 (09.6.23)
情報源は、同じマンションに住む奥さんであった。
たまたま、帰宅するエレベーターの中で一緒になった、ほんの数十秒の間の会話の中から。
場所は、香川町の某所。知る人の間では名所らしい。
ネットで調べた。・・情報らしい情報はヒットしなかった。仕方がなく、某所を目指して車を走らせた。
山あいの道を走っていると、数台の車が止まっている場所があった。まさにそこがめざしていた場所だったのである。
1つ目の狩りは「ホタル狩り」。そこには、川が流れていてホタルがあっちもこっちもたくさん生息している。久しぶりに自然のホタルをみた。私が小さい頃は、家の前の小川や用水路にも当たり前にホタルがいたが、コンクリートで整備されてからはさすがに見なくなった。
私以上に感動していたのは、主人である。生まれてこの方、初めて自然のホタルを見たそうだ。ホタルの光の明るさに想像以上に驚いたようだ。発光ダイオードさながらの生物の光はまさに神秘である。
そして、2つ目の狩りは「イチゴ狩り」。以前に紹介した、いちご農家へおじゃました。
地うえでも水耕栽培でもなく、新しい農法で栽培をしている。もちろん秘密の肥料の現物も見せてもらった。うん・・なるほど、コレが例のアレなのか。ハウス全体の設計も工夫がされていて、その工夫のおかげで30%ほど作付け面積も多いらしい。
私は、祖父がイチゴの栽培をしていたので、イチゴ狩り自体は珍しくはなかったのであるが、最新の農業の一端に触れたようで、イチゴ狩りよりもそちらの方が勉強になった。
主人はというと、またまたイチゴ農家を見るのも初めての体験。大学の時にバイオの研究をしていたので、栽培方法については色々と質問があったようだが、おいしそうなイチゴを目の前にするとそれも忘れて一生懸命イチゴを摘んでいた。
さて次はどんな狩りに出かけましょうか?
(酒井 洋美)