「マイナンバーのサイト、100億円かけ利用率0・02%」 (19.8.2)
2013年に「マイナンバー法」(正式名称:「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」)が成立しまし、2016年から施行されました。
施行される前後では、まるで「黒船が来る」ような大騒ぎをしていたのですが、以後、徐々に熱が冷め、忘れ去られたかのような状況になりました。
先月、新聞の見出しを見てびっくりしました。
いわく「マイナンバーのサイト、100億円かけ利用率0・02%」とのこと。
民間企業では絶対に考えられないし、やらないこと。
壮大な無駄遣いそのものかと感じました。
「マイナポータルで社会保障、税の一体管理が簡単」「健康保険証の機能を持たせる」など、国民の日常生活に関係させる施策が話題になっていますが、そうなると逆に守秘が甘くなり、個人情報がダダ漏れになる危険性が高まります。
いったいこれからどうなるのやら。(林哲也)