新インフル対策は「体力」で (09.5.22)
新型インフルエンザ患者の年齢分布を見ると、5月20日16時厚労省まとめでは、207人中、10代が174人(84パーセント)、20代が9人(4パーセント)、60代以上1人(0.5パーセント)、となっている。高校生に集中しているのは、集団生活と行動範囲の広い生活様式に原因があるとも。海外でもこの傾向がある。
1957年(昭和32年)以前のスペイン風邪のウイルスが同型で、40年近く流行を続けた。この時の免疫が高齢者にあるのではないかと言われている。
幼児や妊婦、糖尿病患者等抵抗力の弱い人は重症にならないように、余程の注意がいる。私たちも、栄養と休養を十分取り体力を付けておきたい。
昨日は、娘(大阪勤務・京都住民)がマスク顔で、栗林町の家へ3時間程帰って来た。今は、手放しでは歓迎できない複雑な心境ではあった。
(乃口健一)