皐月の盆栽 (19.5.20)
皐月や松などの盆栽を育てて楽しんでいるが、今は皐月の花が満開で小さな庭が華やいでいる。この時期は、県内各地で皐月盆栽の愛好家の展示会が開かれており、今年も近場の展示会に何箇所か足を運んだ。
大鉢から小品までいずれも見事な花ぶり、枝ぶりで毎年圧倒される。愛好家さんの日頃の手入れと技術の凄さに心を打たれる。愛好家さんはほとんどが年配の方で、展示会では遺作として出品されていたり、亡くなった方の皐月が即売されていたり、時代を感じさせられた。
盆栽は毎日の水遣りが無くては生きていけない。精一杯生きている皐月が、寿命を全うするまで生き生きとした姿を見せてくれることを望まずにはいられない。
(昭)