アートな香川 (19.5.29)
GWに四国村のギャラリーで開催中の猪熊弦一郎展「私の好きなもの」に行ってきた。
芸術に詳しいわけでは全くないが、香川に住む前に一度丸亀の猪熊弦一郎現代美術館MIMOCAに行ったことがあって、引っ越してきてからも所々で目にする猪熊作品に心躍っていた。くつわ堂総本店の絵とか、三越の包装紙とか。
夫は建築好きで、旅行でどこか行くたびに建築探訪に付き合わされ、これまで何も考えずに見ていた建築が次第に新しいモノに映って、新鮮な気持ちになって、私も建築が好きになった。
香川には有名建築家設計の作品が多数あり、引っ越してきた頃に、丹下健三設計の香川県立体育館や香川県庁、一宮団地にも足を運び、モダニズム建築を堪能した。
冒頭の四国村ギャラリーは安藤忠雄設計で、これまた緑とコンクリートが相まったマイナスイオン出まくりの空間で素敵だった。
猪熊弦一郎展では、猪熊さんと多くの建築家との繋がりや歴史が分かり、奥様との関係や海外での生活のことなど、ひとつひとつの作品にまつわるエピソードも面白くて興味が湧くのでおすすめです。
2023年には、金沢の21世紀美術館も手掛けた建築家ユニットSANAAの設計で新香川県立体育館が完成することが決まっている。
また新たなシンボルマークになるだろうと今から楽しみにしている。