日本列島の東岸を北上する黒潮の大海流を利用した「黒潮発電」の実証実験に成功したそうだ。実用化段階では、水深50メートルの海中に大きなプロペラを備えた発電機を、30キロ四方の海に600機設置すれば、新型の原子炉1基分の出力に匹敵する発電が行え、将来は、四国、紀伊半島などの沖にそれぞれ設置すれば、原発の代替電源になる可能性もあるとのこと。太陽光、風力、バイオマスなどと合わせて電力のほとんどを自然エネルギーで賄える日もそう遠くなさそうだ。
(昭)