雨後の筍 (18.5.9)
【意味】(雨が降った後、タケノコが次々に出てくるところから)物事が相次いで現れることのたとえ。※成長が早いことの意で使うのは誤り。
先日、野良仕事の手伝いで実家に帰省してきました。作業ついでに家の裏山の竹藪にも入ったのですが、5月に入ったということで一般的なタケノコ(孟宗竹)のシーズンはやや過ぎていることもあってか、表題のようにはいかず、、、でした。親曰く今年はイマイチだそうで、近所の農家さんの言う通り、タケノコの出来には表裏があって、今年は裏の年だっただけと思いたいところですがさてはて。
安定的にタケノコを収穫するためには、間伐に親竹の更新に施肥に、とやるべきことがそれこそ雨後の筍のようにあり、そのうえ竹林の手入れを怠ると自然に周囲の山畑に拡がっていってしまうので、タケノコなんて勝手に生えてきて採れるんじゃないかというイメージとは裏腹に、なかなか油断できない相手であります。
最近のニュースでも、相続した竹林の手入れが行き届かずに困っているというもの(どちらかというと相続放棄をテーマとした扱いで)がありましたが、自然をコントロールするとは言わずとも、上手いこと折り合いをつけていきたいと思います。
藤原