「やってる感」 (17.2.16)
「三本の矢」から始まって「地方創生」「一億総活躍社会」と次々に打ち出される経済政策にもかかわらず一向にその成果を生んでいないように思うが、にもかかわらず、現政権の支持率が高い理由について書かれた、興味深い記事があったので紹介したい。
それは「やってる感」だそうである。首相自身も「やってる感が大事だ」と意識して行動しているそうだ。 日本には成果の如何を問わず頑張ってる人を評価する文化がある。次々と新たな課題を掲げる経済政策は、確かに頑張ってる印象を与えるし、煩雑に外遊をこなす姿は「やってる感」満載である。
成果を問うのでなく「やってる感」を評価する文化を変えない限り、長時間労働は無くならないし、アベノミクスの最新版スローガン「働き方改革」が本当に実現することもないという記事である。
政治は「結果」である。結果を出せていないのに「やってる感」を盛んにアピールするのは、政権維持の目的だけのように感じられる。国民に真摯に向き合う政治を期待したい。
(冬彦)
それは「やってる感」だそうである。首相自身も「やってる感が大事だ」と意識して行動しているそうだ。 日本には成果の如何を問わず頑張ってる人を評価する文化がある。次々と新たな課題を掲げる経済政策は、確かに頑張ってる印象を与えるし、煩雑に外遊をこなす姿は「やってる感」満載である。
成果を問うのでなく「やってる感」を評価する文化を変えない限り、長時間労働は無くならないし、アベノミクスの最新版スローガン「働き方改革」が本当に実現することもないという記事である。
政治は「結果」である。結果を出せていないのに「やってる感」を盛んにアピールするのは、政権維持の目的だけのように感じられる。国民に真摯に向き合う政治を期待したい。
(冬彦)