働き方改革 (16.9.20)
政府が「働き方改革」の一環で残業の削減を訴えている今日この頃ですが、まだまだ課題は多いようです。
神戸新聞NEXT 2016/9/16 06:30 より引用
兵庫県の姫路市職員の時間外勤務時間が2015年度、全体で約76万時間に及び、手当の総額が約20億円に上ったことが15日、分かった。時間と手当のいずれも過去5年で最高。時間外勤務が基準を大幅に超える1605時間に達し、約500万円の支給を受けた職員もいたという。
同日開かれた市議会総務委員会で市が明らかにした。
市によると、11年度の時間外勤務は職員全体で約73万2千時間(手当総額約18億8900万円)。その後、70万時間前後で推移したが、15年度は約76万5千時間(同約19億7800万円)に増えた。
同年度、市が設定した基準の月60時間を超過した職員は延べ1418人。うち49人は年間の基準720時間を超えた。千時間以上も7人おり、大半がマイナンバー制度の担当者だった。
市は行財政改革の一環で職員の削減を進めており、「業務の偏りが生じている。過度な時間外勤務を早急に改めたい」とした。
一方で市議は、職員の管理・監督の徹底を求め、「削減ありきではなく、実態に合った職員配置にすべきだ」と訴えた。(三島大一郎)
引用以上
市役所でもいろいろ問題を抱えているようです。
管理職への教育(時間管理)と業務分担やフローの見直し、給与体系や評価基準の再構築などの取組が求められます。
(田村 大介)