「食わず嫌い」 (16.6.22)
前回、瀬戸芸(瀬戸内国際芸術祭)の話を書きましたが、もうひとつ食べ物の話です。
沙弥島の小学校で展示品を見た後、そこのカフェ(といっても小学校の教室の中ですが)でお茶をしました。メニューの中に香川では言わずと知れた郷土料理?「あん餅雑煮」があったので、嫌がる主人を説得し注文しました。主人は、関西の出身なので結婚して20数年、正月のお雑煮はすましのお雑煮であん餅雑煮を食べることはありませんでした。どうも、白みそにあん餅という組み合わせを想像するだけでNOという感じでした。結婚するまでは、あん餅雑煮で育った私にとっては、食べられないのは少々寂しいものでした。
無理矢理食べさせた結果はというと
「おいしい。」
とのことで、おかわりが出来るならおかわりしたかったと言うほど気に入ったようです。
これからは、正月に「あん餅雑煮」が食べられそうです。
(酒井洋美)